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2006年4月21日 (金)

ゴム編み止め論

*結論*

ゴム編み止めとはメリヤスはぎである。

いきなり結論。私的に大発見だったので最初に大きく書いてみた。


*
背景*

ゴム編み止めは編み物の技術の中でも難しいほうに分類されている(ように思う)。だからというわけでもないんだけど私はずっとゴム編み止めができずにいた。

やたら糸を行ったり来たりさせてるけどなんのためにそこに通すのかがわからない。わからないから覚えられない。覚えられないから本を横に置いて首っ引きでやることになる。でもわかってないので3目めくらいで混乱して目を見失う。戻って最初から。の無限ループ。

でもね、何回やり直してもできないものはできないのよ!

すっかりやさぐれてしまい

・ゴム編みの作り目から編む

・伸縮性は諦めて伏止めする

・伏止めした後バック細編み等で縁編みしてごまかす。

などなど頑なにゴム編み止めを避けてきた。しかし先日ついに避けられない事態が発生した。iPodウォーマーである。上記のどれも使えない。逃げられないと悟った私はこれを機に克服しようとゴム編み止めと向き合うことにしたのであった。

*ゴム編み止めの原理*

ゴム編み止めってどうやって考え出されたんだろう?作り目はわかるのよ。

・メリヤス編みの編地を折りたたんだものなので伸縮性がある。

・表から裏に編み目がつながって美しい。

これの逆って考えればいいのかしら?真上から見て表目と裏目の間をメリヤス編みの編地でつなげればいいのだから・・・メリヤスはぎ?!

それを踏まえた上で改めて本を見てみたら確かにメリヤスはぎと同じ糸の通し方。そうか。そうだったのか。

早速やってみた。そのままだと針から外した目を見失ってやりにくかったので表目と裏目をそれぞれ別の針に分けてやってみたんだけど
針を分けると益々もって何処からどう見てもメリヤスはぎ!

今までは
1目ゴム編み止め:かるく無理
2目ゴム編み止め:かなり無理(つまりどっちも無理)
という認識でいたんだけど針を分けてしまえばどっちもまったく同じようにメリヤスはぎをするだけだ。あ~もう、本にも「表目と裏目の間をメリヤスはぎ」って書いておいてくれればすぐにわかったのにっっ。と自分の理解力不足を棚に上げてみる。

*応用*
原理からすれば3目ゴム編みでも4目ゴム編みでも同じようにゴム編み止めできることになるけど伸縮性の問題であまり実用的ではなさそう。ゴム編みじゃなくても表目と裏目が半分ずつになっていればいいのだから

||-|--|-||-|--|-

のようなパターンなら使える。でもこんな編み方する機会がないよ。うーん何かに応用できないものかしら。ちょっと変わったゴム編みで

||-||-||-||-

だとどうだろう?目数が違うものをメリヤスはぎする場合は多いほうを21度したりするけどここでそれをするといくらなんでも縮みすぎ。

やるとすればこんな感じかな?

変わりゴム編み止め

こんど試してみよう。

*もう一回結論*

ゴム編み止めとはメリヤスはぎである。
なので「つま先から編む靴下だとメリヤスはぎしなくてすむ」というのは私の甘い幻想だった。

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コメント

はじめまして!
あのあのあの、とすると「メリヤスはぎとはゴム編み止めである」でもあるのですよね? メリヤスはぎする2本の針の目を交互に1本の針に移して1目ゴム編み止めすれば、メリヤスはぎが出来てしまう?

私はゴム編み止めはできる(理屈はよく分からないながら)のですが、メリヤスはぎの方はもうお手上げで憂鬱なことこの上ないので、何だか光明を見出したような気が。いや、まっとうな方法も精進した方がいいのは重々分かってはいるのですが。

投稿: 人間山 | 2006年5月 2日 (火) 07時48分

人間山さん、はじめまして。
読んでくださってありがとうございます。
なるほど~、糸の通し方は全く同じなのですから逆もまた然りですね。しかし!!私は1本の針に通した状態でのゴム編み止めができない(笑)。試せなくて残念。

ゴム編み止め論は、私と同じようにゴム編み止めがわからない方ができるようになったらいいなと思いながら書きました(文章力が無いせいでそんな意図は全く読み取れませんが)。なのでもし人間山さんがこれをきっかけに「メリヤスはぎ恐れるに足らず」と思ってくださったりしたら凄ーく嬉しいです。

投稿: ロビンナイト | 2006年5月 3日 (水) 01時56分

こちらでははじめまして。雅亮と申します。

実は私も人間山さんと同じで「ゴム編み止めはできるけどメリヤスはぎはできない」でした。
たまたまゴム編み止めを教わった時に「目の流れ(?)と同じように針を入れる」と云われたので、自分なりに納得してできるようになりましたが、メリヤスはぎは本で覚えたせいか、もうほんと、まったくお手上げでした。
確かたた&たた夫さんのところでメリヤスはぎを見た時にやっと「そうか、メリヤスはぎも目の流れと同じように針を入れればいいのかっっ」と気がつき、「Water!」のヘレン・ケラーはきっとこういう気分だったにちがいないと思った次第です。
編み物って母親とか祖母とかから教わると、大抵実技だけ見せられて「ほら、かんたんでしょ?」で終わってしまうことが多いのてすが(そして編み物教則本もそんなノリの出来だったりして)、ちょっと説明を足してもらうだけでぐんとわかりやすくなったりしますよね。

投稿: 雅亮 | 2006年5月10日 (水) 01時10分

雅亮さん、こんにちは&この名前でははじめまして。
読んで頂けて嬉しいです。

「ゴム編み止めはできるけどメリヤスはぎはできない」という方は意外と多いんでしょうか?
メリヤスはぎって目的が明確だからわかり易いのかなと思っていました。私の場合メリヤスはぎは上にも下にもだーっと並んでるメリヤス編みを見本にして「これと同じようにすれば良いのよね」、と あまり悩まなかったのですが、ゴム編み止めは「いったい何をどうしたいのよ?!」とイライラ。躓くポイントも人それぞれで面白いですね。

>「目の流れと同じように針を入れる」
これって凄い名言なのでは?簡潔で的確ですよね。この一言が編み物教則本に載っていてくれたらゴム編み止めやメリヤスはぎが苦手な人が3割ぐらいは減る気がします。

投稿: ロビンナイト | 2006年5月10日 (水) 23時39分

私の1目ゴム編み止めの呪文は「手前から入れて手前へ出す、向こうから入れて向こうへ出す」(どこかで見かけたもののように思うのですが、思い出せません)でした。これは雅亮さんの「目の流れと同じように針を入れる」ということですよね。表目2目にとじ針を入れるときの向きが、最初は表編み、次の1目は裏編みと同様となります(裏目2目ではその逆)。

その後のメリヤスはぎですが、先日英文パターンで見かけた説明に従ってやってみたら、ゴム編み止めととても近いことが体感できました。「外表に編地をあわせて持つ。手前の面で1目をknitの向きですくい、針からはずす。次の1目はpurlの向きですくい、針に残す。反対の面では、purl→knitの順」。たたさんの説明を見返したらちゃんと書いてありましたね...。

まあ、私には言葉だけの方が分かりやすかったです。基礎本によくある編地をつきあわせた図では混乱してしまうので、悲しき左脳人間であることは確かなのでしょうな。

投稿: 人間山 | 2006年5月12日 (金) 06時52分

あぁっ言われてみれば私も「手前から入れて手前へ出す、向こうから入れて向こうへ出す」という感じのことを思いながらメリヤスはぎしてる気がします。言葉にして唱えてた訳ではないので意識してなかったです。
出来上がりの見た目は全然違うのに考え方も針の通し方も全く一緒で良いなんて面白いですね。
ということは「ゴム編み止めかメリヤスはぎのどちらかができればもう片方も必ずできる」ってことになりますね。必要充分条件て奴だわ(違うかも)。

投稿: ロビンナイト | 2006年5月13日 (土) 01時40分

はじめまして。ユチコと申します。
私も先日メリヤスはぎを初めてした際、一目ゴム編みとの関係に気づき、検索したらこちらの記事を見つけ、読ませていただきました。
とても読みやすい内容ですっと頭に入ります!ありがとうございました。

投稿: ユチコ | 2008年11月12日 (水) 13時25分

先ほど書くのを忘れてしまいました。
Robin-Knightさんのこちらの記事を、私のほうのブログで了承を得ず紹介してしまったのですが、もしお嫌だったらおっしゃってくださいね。訂正しますので…

投稿: ユチコ | 2008年11月12日 (水) 13時33分

ユチコさん、はじめまして。
コメントありがとうございます。
お役にたったなら嬉しいです。

紹介、どんとこいですよ。「お嫌」なんてとんでもない、むしろ光栄でございます。

投稿: ロビンナイト | 2008年11月13日 (木) 00時32分

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